釣りが好きだったんです。父が釣り関係の仕事をしていて、子どもの頃からよく釣りに行ってました。そのせいかどうか、短大時代、スーパーの鮮魚売場でアルバイトをしていたんです。魚をさばいて「おいしかったよ」「ありがとう」と感謝されるので、こういう仕事もいいなって…。短大はIT系でしたけど、そこで流通業や飲食業に興味が湧いたんです。
卒業してからは弁当屋でアルバイトをしていましたが、1日8時間以上の勤務なので、正社員として働きたい気持が強くなった。その時期に、イオンにいるアルバイト時代の友達から、正社員登用制度があるのを聞き、イオン九州の求人に応募しました。料理が好きなのでイオンの魚売場にはよく行っていて、スタッフの感じの良さや職場の雰囲気に好印象をもっていたことも大きかったです。
鮮魚部門で働いて16年。3年前に入社した店舗がなくなってこの店舗に来ました。刺身をつくったり、お寿司のネタを切ったりがルーティンワークです。イオンには厚生労働省認定の資格が数種類あって、そのなかに1~3級の鮮魚士の資格があります。年に数回そのための勉強会があるんですが、ここで色んな知識が身に付きました。お客さまから旬の魚や調理法を聞かれて、アドバイスできるようになると、やりがいもアップしましたね。それと勉強会に出てから、それまでの「会社のために働く」という意識が、お客さまが喜ぶために何をするべきかを考えるようになり、仕事への取り組み方に変化がありました。
イオンのパート/アルバイトはコミュニティ社員と呼ばれますが、C1とC2の区分があるんです。C2になるとボーナスがもらえるので、それを目指すことは仕事のモチベーションアップにつながりました。


これからの目標はまず正社員になることです。40歳までには結婚したいんで、そのためには安定しないと。今37歳だから、あと3年しかないですね。
正社員になったらさらに技術を磨いて鮮魚士の1級を取得します!その後はイオン九州規定の昇格制度を活用して、キャリアアップを目指していきたいですね。
それから休みが合わなくて僕は行けてないんですけど、イオンはコミュニティ社員でも海外視察に行けるんです。行ってみたいですね、アメリカ。
イオンはステップアップできる環境が整っているので、やる気が続く職場なんです。
(※2018-12 インタビュー)